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生徒間相談会のすすめ

外部の人との相談会 探究活動を個人や班で実施している中学校や高校では、年間計画表の中に外部アドバイザーとの個別相談会を組んでいるところがあります。取り組む探究テーマが決まり、ある程度計画がまとまった段階で、外部の人から直接助言をもらい、更に...
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探究はストーリーとエピソード

デザインとマーケティング 前期のみ非常勤講師として担当している大学でのマーケティング講義が、今年もそろそろ最終盤に差し掛かってきました。デザイン学科の学生を対象としているため、最後の回は「デザインとマーケティング」ということで話をしています...
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探究の過程

生徒の学習の姿と探究の過程 平成30年告示の高等学校学習指導要領の解説には、「探究における生徒の学習の姿」として、あの有名な螺旋図が掲載されています。 そこには、経由すべき探究の過程として、①課題の設定、②情報の収集、③整理・分析、④まとめ...
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「よく伝わる」を目標に

授業計画での目標 総合の授業計画づくりにおいて、何/どこを、目標/ゴールにすればよいかを迷うという声を教師の皆さんから聞くことがあります。他の教科であれば「何々を理解する」「何々を完成させる」「何々がひとりで出来るようになる」などを目標にで...
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教員と情報、教員の駄弁

学内「参観」のすすめ 学校を訪問して気付くのは、探究の時間割(何曜日の何限目)を学年で同一に固定しているところが多いことです。例えば、水曜日の5限と6限には、高校1年生が一斉に探究に取り組んでいます。高校によっては、同じ時間に2年生も一斉に...
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「学年縦割り探究」の可能性

ホームルーム制 私の地元・福井県の若狭高校は、かつてホームルーム制を採用していました。学科や学年の枠を取り払った縦割りでグループを構成し、学生生活の中心にしていたそうです。「異質のものに対する理解と寛容」は、今も続く若狭高校の教育理念です。...
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前後の「探究」で学校行事をフル活用

体験「提供」に追われる学校 私の頃に比べると、最近の小学校には、教室で受ける授業以外の学習や行事が様々にあるようです。今はどの学校にもホームページがあります。そこに掲載されている日々の活動を見ると、頻繁に校外学習で近隣にフィールドワークに出...
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言葉を磨く

留学生との会話 今、ウチにはアメリカからの留学生がいます。長年、母校の大学に留学してくる学生を預かるホストファミリーとして登録しており、最初の学生がやってきたのは1996年のことでした。もう30年近く前です。それから、一年間(正確には夏休み...
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福井県坂井市

先生との交流 本年度と来年度、私は福井県坂井市より「探究学習アドバイザー」の委嘱を受けています。昨日、委嘱式の後、早速、教育委員会主催のイベントで、坂井市の小中学校の先生たちと交流する機会をいただきました。冒頭30分でこちらの話を聞いてもら...
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知識・経験の分かち合い

「事々交換」のすすめ 前回、何かを探究している人はそれを誰かに伝えることを試みてほしいということを書きました。住民のそれぞれが「伝える」ことを極め、「まち」に多くの語り部が生まれ、互いに伝え合う「事々交換」が進めば、まちはより活性化していく...